2017年10月14日
秋の涸沢
やっと家族の休日が合いました!
例年ならオートキャンプというところですが・・・
大変な混雑は、想像に易しい所だけど


















翌朝、




徳沢に到着




例年ならオートキャンプというところですが・・・
9/30-10/01の週末は
上高地の涸沢では紅葉が最盛期
このタイミングでの涸沢デビュー
行きたい気持ちを抑えきれなくて
おやじ主導で家族を巻き込みました( ´艸`)ワクワク
大変な混雑は、想像に易しい所だけど
いまなら、場所取りも間に合いそうな自信も出てきましたし
ファミリーでも何とかたどり着けそう。
ただ、山岳テント
ステラリッジ4(4人用)だけでは狭いとの意見が集中し
ステラリッジ2(2人用)も持っていく羽目になりました σ(^^;

沢渡駐車場より車中泊(600円/日)
朝5時にバスターミナルにて切符売り場の順番に着くも
んな!なにコレ!!!
既に300mぐらいの長蛇の列
建物をグルーと半周して、
更に切符売り場手前でつづら折れなってる有様です
出遅れた~

ほぼテント泊がほとんど
・・・想像を超えてました
バス往復大人2050円 子供1030円
(往復は翌日でもOK)

結局、バスに乗るまで2時間待ち

7:17
やっとたどり着いた一年ぶりの河童橋かなり寒いーーー(・皿・)カチカチ


観光客のすぐ近くに野生のおさるさん
共存具合はいつみても不思議な光景です^^
上高地の有名な住み込み画伯さんの絵が掛けてあったので思わずパシャリ
油絵の表現力ってすごい!

色々目移りしますが、
目指す涸沢は、上高地バスターミナルから17km先、
テント場確保のため可能な限り急ぎます

明神館

そして徳沢へ

順調かと思われましたが・・・
「あれ?ゆー(次男)がおらん!!」
まさかの、迷子になってました
二度目の同じコースで一本道しかないんだけどなぁ・・・
電話を持たせてたので事なきを得ました
結局40分ロス
その後も
「一番遅いのは隣に来てもらわないと困る」と言っても
全くいう事を聞かないから困りました
そうこうしてる内に
だんだん、人がまばらになり最後尾歩いてる雰囲気に・・・
「人が多いから今から行っても間に合わないし今回は諦めた~」
と言ってる人まで現れる始末
横尾に到着

やばいよなぁと思ってましたが
休憩してる登山者がたくさん居たので安心しました
ここから、登山道に入るので、この流れで進むと、
更に我が家は遅れるのは必至。
そうなると、このまま一人先行して涸沢まで行ってテントを張るしかない!と判断
単独先行することにしました。
この後もしばらく平坦な道が続き
すぐに、登山渋滞にハマりました

少しずつ、追い越しながら先へ急ぎます

この本谷橋から、しっかりした登りに

先週に笠ヶ岳に行ってたのが効いたのかサクサクと登れます^^
気が付いたら渋滞は通り抜けて丁度いい具合になってました

涸沢ヒュッテ← →涸沢小屋
テント泊はどっち何だろう・・・どっちでもあんまり変わりませんw

12:30
最後の紅葉の斜面を登って涸沢に到着

やっぱ既に一杯のテント!


めぼしい所はないか~と探すも
岩岩岩
見渡す限りのゴロゴロゴロリンの岩だらけ

平坦な所は当たり前に何処にも見当たらず・・・
既に張られてるテントは
いい所もあるけど、それは少数
どう考えても下、岩だよね?って所にテントが張られてる所も多々。
こんな所の何処に張ったらいいの~ ^^;
さっそくの洗礼に遭いしました。
とりあえず、4人用テントは
石をどかせば何とか成りそうな所があったので
狭い他のテントの間に嵌め込み
あとは近辺に2人用テント!
何とかなりそうかと思いきや・・・
近くにめぼしい場所が見当たらない焦るわー
・・・・ここしかない!
というわけで雪上テント!
冬用シュラフだし、雪中も経験済み
ただ、大事なマットが薄いのが気になりすぎる(;´▽`A``
我が家を皮切りに一旦立ちだすと
周りに後続のテントが沢山張りだしましたw
雪はガチガチです。

まだまだ、甘かったのか
岩しかないと思われてた箇所にも、どんどんテントが張りだし
初めは絶景よりテントと人の数に
( ゜Д゜)あんぐりしつつ家族を待ちます

2時間後の到着予定時刻
現れない・・・
このテントの数で、電波が届かない・・・・
更にこの一時間後
現れない・・・
不安で反省しっぱなしです

何とか連絡手段はないか?と
ヒュッテの公衆電話から電話をかけてみました
「電波が届かない所におられるか・・・」
と、登ってる(引き返してない)の確認ができて安堵しました
(お金戻ってきたとはいえ、初回45秒300円は高いです^^;)
結局、3時間後に我が家到着です。
長距離は堪えたようで、
楽しみにしてたお菓子をすべて平らげ
”お腹が痛い”とか”足が痛い”とかで相当休憩してたようです。
とにかく、合流出来て良かった^^
だめな父ちゃんでごめん。
皆がそろったところでテント泊
大人1000円 子供500円を支払い
ヒュッテへビールの購入とトイレへ
右側の行列はトイレの行列ですが、
夜になると更に倍以上の行列になってました


涸沢カールに日が落ちるので日の入りは早い
16:00はもう山に太陽が落ちています
暗くなる前に早めの夜ごはんにします。
今回は、山メシお初の調理メニュー
もつ鍋♪

寒い上高地にぴったしでした
ホフホフの鍋料理はあったるし、うまし~~♪
沢山持ってきたのでお腹いっぱい♪
お供のアルファ米の白米がうまい♪
アルファ米ってすごいなぁ

夜になると、たくさんのテントは
輝くビー玉をちりばめたような景色が広がってました

山の中にいるのにお祭りに参加してるみたい

睡眠は寒さには耐えられるにしても
薄いインフレータマット一枚だけじゃ地面が冷たい!
寝るのに必死です
しっかり9時間は寝ましたけどね^^;
深夜には
星がたくさん出てたようですが・・・
暖をとる事に集中しすぎて
テントから出る心の余裕がありません
勿体ないことしたなぁ

薄い黄色い太陽の光が山肌を照らし
徐々に濃いオレンジ色に変わっていきます




紅葉と重なって見事な景色
これを見に来たんだよね~^^
(絶景なのに当たり前に家族は睡眠中
)



夜は氷点下まで下がってたようです。

逆さ北穂高岳


簡単な朝ごはんを済ませ。
最後の記念撮影^^
まだまだ、テントは半分くらい残ってるのに
テント受付の返却札がこんだけ~
どんだけ~!

あとは下山のみ
長い帰り道、ガンバッてこー!


すでに燃え尽きてるゆーさん
クラブ活動もしてない小学生には辛かったのか
涙目になってます

じゃーん!と
名物のチャージを試みますが・・・

ゆーさんだけではなかったのであった

どよ~~ん

あと6㎞の平坦な道、がんばってこ~ね

よろよろになりつつ、一年前の宿泊地
小梨平に到着、達成感バリバリ!
あの時、これだけ頑張れたんだ!と自信になってくれればいいなぁ

長い距離を歩いたので自分も足裏が腫れぼったい~
ですが・・・まだ、試食時間に間に合う!!
お土産売り場に嫁と一緒に駆け込むのでありました


終わった終わったと安心しきってましたが
最後はバスの大渋滞
ホント最初から最後まで大渋滞。
貴重なハイクを体験できましたw

2017年10月10日
ひさしぶりに赤兎
赤兎山久しぶりです^^
今回は、初登山の会社の同僚と来てみました

今回は、初登山の会社の同僚と来てみました
全く運動してないと言ってた相方
健脚過ぎてついてけない(;´▽`A``



白山と別山がよく見えるいい眺め^^
こちらも紅葉が大分すすんでました
2017年10月08日
長い辛い絶景!笠ヶ岳
白馬岳に登って
そろそろ、あのロングハイクにイケちゃう?って気になりだしました

めたぼるさんのブログを読んでぜひ行って見たいと思ってた

以前、焼岳山頂から眺めて、
左右対称伸びる稜線が美しく、
その時は歩き易そうかなぁ~と思ってましたが後々調べてくとトンデモ!
上り:8時間30分 / 下り:6時間10分
標高差は1806m
笠ヶ岳は北アルプスの主稜線から西側に少しずれた孤高の山です。
その名が示す通り、どこから見ても笠の形をした端正な形をしています。その中でも、
双六岳から望む笠ケ岳は、鋭角に天を突く三角錐の岩峰がより強調され、登山者を
魅了する山岳美と迫力を持っていると言えます。深田久弥は百名山の一つに選んで
います。
三角点のある最高点を大笠と呼び、笠ヶ岳山荘の裏側の小山が小笠です。
山頂の東側にはカール地形の播隆平がありますが、一般道は付いていません。
笠ケ岳は主要な縦走路から外れている為、シーズン中でも登山者の数はあまり多くな
く、静かな山登りを楽しむことが出来ます。
その名が示す通り、どこから見ても笠の形をした端正な形をしています。その中でも、
双六岳から望む笠ケ岳は、鋭角に天を突く三角錐の岩峰がより強調され、登山者を
魅了する山岳美と迫力を持っていると言えます。深田久弥は百名山の一つに選んで
います。
三角点のある最高点を大笠と呼び、笠ヶ岳山荘の裏側の小山が小笠です。
山頂の東側にはカール地形の播隆平がありますが、一般道は付いていません。
笠ケ岳は主要な縦走路から外れている為、シーズン中でも登山者の数はあまり多くな
く、静かな山登りを楽しむことが出来ます。
携帯壊れてるのかな・・・累計標高差が4300mな訳がない(;´▽`A``
累積標高差は半分の2170mのはずです
これまで登った山で一番キツかった山更新です!
帰宅したとき、顔が小さくなったと家族全員に突っ込ました
相当疲労困憊だったんでしょうね^^;
ちなみに2番目に降格したのは荒島岳w
まだまだ初心者なもんで( ´艸`)プププ
いつも通りの駐車場に到着したのは深夜0時
第3駐車場に駐車の予定が、そこには車止め
昼間のみの駐車場でした
登山者用の第5駐車場は既に満車だし・・・
ならばと、登山口から一番近い市営第2駐車場は6時間500円と割高
無料駐車場は一体どこなの~?と調べくと・・・
ずーと遠い鍋平駐車場P8へ誘導されました

こんな人気の山だとは思ってもいませんでした
ってか双六や槍ルートもこちらから行けるんだ
な~る


5:40ごろ出発です

ここから登山届けを出す
新穂高指導登山センターまで何と40分!
これが、結構な下りなんです

あのコースタイムに上乗せだなんて
何て恐ろしい所なんだ・・・

きっかり40分で新穂高登山指導センターに到着
キッタナイ字で登山届けを提出です^^

この辺は温泉場がたくさん
帰りはどこに浸かっていこうかなぁ~^^
笠ヶ岳は左側を巻いて進みます

しばらく歩くと車止めのゲートです。
帰りに通ったら無断駐車されてる車に
警察の赤札が一杯刺さってましたね・・・

簡単な地図ですが、
ドラマを感じずにはいられない看板
立山、薬師、太郎平のラインや
双六からの鷲羽岳や槍ヶ岳


白い岩肌が目立つ険しそうな山がたくさん
これからこの辺を登るのかを思うとドキドキ
本心は い、いけるかなぁ・・・ です。
というのも、この平坦な道をずーと歩いてますが
皆さん足が速くてどんどん追い抜かれてます、
自分、一番遅いかも・・・
7:50笠新道分岐地点
ここから、本格的な登りの始まり!
気合入れてくどー!


標高を上げていく毎に、辺りは雲の中・・・
2000mくらいから疲れが出始め



2300m地点まではえらく長かった・・・
余裕全くなし
途中ずーと笠ヶ岳に「お前にはまだ早い!」と言われてる気分でした
11:45
2450mの杓子平に出るころには疲労困憊

倒れこむように休憩タイム
既に足が軽く攣っまーす!
いつもならこの辺が頂上なんですケド・・・
この平らな歩きの後はまだまだ急登が続きます

辺りは少し紅葉が始まってました^^
テント張りたい・・・けど、ここに張れても張らないw

ナナカマド、もうちょっとすると葉っぱも真っ赤になるんだろうなぁ

あー噂の急登はこれかぁ・・・
もう一歩一歩こなすのみ・・・
久しぶりにゾンビウォーキングでましたw
振り返って後続を見ると
同じようにゾンビウォークしてる人がいて連帯感w

霧がかかってるので、ピークかと思ってたら、
その先にピークが現れ・・・延々ループ
心が折れます^^;
お初にお目にかかります
ミヤマリンドウ
一体いつになったら稜線に出るんだ~!
これかー? ヾ(X3ノシヾ)ノシ
このピークは笠ヶ岳ではないと何度もGPSで確認・・・

振り返って、歩いてきた杓子平を眺める
いいところだ

13:30
やっと登りきりました
目印の「←カサ」の看板が嬉しいこと!

あとは楽しい稜線闊歩




足を使い切ったとはこれを言うんでしょうね
平らな道すらキツイ・・・
先が見えないから、ピークがどんどん現れ
笠は一体どこ~~?!
メタボな体が憎い(-_-;)ヤセタイ

14:40
スタートから9時間
長い戦いに打ち勝ち、やっとテント場が現れました

絶景が望めるテント場ですが少なめ。
こういう所、大好き!いい所です^^

テント場受付の山荘まで結構な距離です
(トイレもあそこになります)
先にテントを張って良いのか悩みつつも
近くの人たちに聞いて、先に張ることにしました



山荘到着♪
なにやら受付は沢山の人なので
笠ヶ岳に先に登ってみることに。
30分くらいかなぁ~

長かった~笠ヶ岳
辛すぎっす!やった^^


テント場に戻ると
どんどん雲が切れてきて、
北穂、涸沢岳、奥穂高、ジャンダルムが見えてきました

達成感に浸る
最高な、ディナータイム♪
横になると足が攣る~

翌朝
槍ヶ岳には山小屋のランプが煌々と
ほかにもポツポツと明かりがあるのはヘッドランプかなぁ
生きてますね^^
ご来光はやっぱ山頂から見たいので早起きです

朝日はダイキレットから!
なんてドラマチック♥


イラスト山荘HPより


あんな辛い思いをした山だったけど
また来たいなぁ

左奥の山が、
左から、北の又岳、黒部五郎岳、薬師岳

朝日とは反対側には、
笠ヶ岳ブロッケンと雲海に浮かぶ白山


槍ヶ岳を拡大してみると人がw
しっかり堪能しました^^最高♪

笠ヶ岳山荘からは沢山、日の出の前から出発されてました
やっぱり双六へ行くのかなぁ

自分は、いまから朝ごはん( ´艸`)
今日は下るのみなので、のんびりしたもんです
なんと、山奥なのに
ソフトバンクの携帯でも電波4Gが繋がりましたw

アルファ米って軽いのにホンマにうまい!
今日はサタケの梅じゃこご飯。

8:00 ぼちぼち下山です。
2日目の朝は澄んでて周りがよく見える^^
昨日歩いた、稜線が全部見えます^^苦労したなぁ


焼岳と乗鞍岳

今日は双六、新穂高の分岐から寄り道して抜戸岳にも寄ってみました
戻りにちょっと道をロストしてしまいました


夏に黄色い花が咲いてたミヤマダイコンソウが
秋になると真っ赤に、楽しませてくれる花です^^

間の悪いタイミングですが動画です
さぁここから、長丁場の下りが続きます^^;
膝持つかなぁ・・


杓子平を超えて


13:00
なんとか
笠新道分岐まで下りこられました
うん。膝もうないです^^;
平坦な道すらやばいっす!
昨日に引き続きぬかれまくりターイムw
平坦な道が長いし、アスファルトの道がこんなに膝に来るなんて・・・
思いもしなかった
みんな健脚です
14:00
新穂高登山指導センターに到着
帰って来れました^^

でもここがゴールじゃないんですよね
駐車場までバスないか聞いちゃいましたよ^^;
新穂高ロープウェイもありますが、ヨレヨレ帰りまーす

〆のお風呂は
駐車場からも近い深山荘にしてみました

内湯で体を洗った後は、
河原のすぐ横にある混浴露天風呂へ^^絶景風呂♪
居ないだろうと思ってた
女の人も居たので目のやり場に困りました

(湯あみをつけてます)
2017年10月03日
紅葉の涸沢に憧れて
オートキャンプは、またまたお預けにして
今週は、家族で自分の我儘に付き合って貰いました

上高地から涸沢まで片道17kmのロングハイク


絶景が生で見れてうれしい^^


「ここまでたくさんの人は初めてだ!」
と耳する位の溢れんばかりの人!!
しかし、
テントの下は岩場の難民キャプだし
トイレは大行列
そして、我が家は雪上キャンプと試練が一杯です



それが分かってても、
これが見たくて集まる気持ちが良く分かります^^
帰りの横尾からの平坦な道がじーみーに足に来ますね~!
足が腫れぼったくヒリヒリ・・・
正に噂通り!

Posted by のんさん at
02:55
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