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Posted by naturum at

2019年01月06日

初冬の八ヶ岳


門松 明けましておめでとうございます 門松

2019年やっと暇が出来ましたので 
お久しぶりの投稿です ぶた

今年は子供二人が中学生になり
流石にクラブ活動で頻繁なキャンプは難しいでしょうね^^;

その分、夫婦キャンプに行ければいいですが。。。
仕事も含めて、いろいろと忙しい年になりそうです(;^_^A

10/20・21の朝日に霞む赤岳からの富士山

そろそろ行ってみたかった八ヶ岳
行ったはいいけど、ずーと書き残してましたタラ~

代表的な、赤岳、横岳、硫黄岳の一泊周回で行ってきました^^

冬になっちゃう前の駆け込みのつもりでしたが
4日前が初冠雪だったので、冬の成りかけになるのかな?
流石に寒かったです風邪ガタガタ



前日の仕事が納期に追われてて汗
出発は1時くらいだったか、忘れ物を取りに帰ったこともあり

登山口の八ヶ岳山荘 到着は6時ちょい・・・
既に空は明るくなってて
睡眠予定がある前提では最遅記録更新です眠い


本当はもう一つ先の駐車場に行く予定だったんですが
まさかの通行止めダウン

辺りは出発のパッキングをしているや出発されてる人がたくさん

少々焦りますが、眠すぎるのもあり 
1時間ほど仮眠することにしました睡眠

周りはうるさいので横になってるだけですけど
なるべく眠くてフラフラな状態で歩きたくはないしねタラ~

大分遅くなりましたが
気持ちは絶好調で八ヶ岳山荘を8時出発です足跡


ここから美濃戸山荘まで
車道を3キロ歩きます

所々起伏があってガタガタなので
車高が高い車じゃないと車底を擦るそうです


500m程歩くと臨時の橋が現れました
車両通行止めの原因はこれだったのか・・・

今年の夏の災害級の大雨はすごかったですもんね・・
多分この辺全部川になったんだろうなぁガーンゾ~


少し黄色がかったシラビソ林に点々と映えてる紅葉を
楽しみながら進みます

一台車が通り過ぎて・・・抜け道あったの?と不安になる
しかも誰も歩いてないし・・・静か

3㎞が地味に長い





出発から1時間
赤岳山荘に到着

予定してた駐車場はこの辺り
駐車車両には一台もなかったので
やっぱり通行止めであってたんだと安心しました

とすると、さっきの車は
この辺の施設関係者の車両かな?



更に10分歩いて
美濃戸山荘の登山道に到着

ブログでよく見てる
北沢南沢の看板に少し嬉しくなる

知らない土地で知ってるものを見つけると
少し嬉しいんですよね^^

北沢は赤岳鉱泉へ 南沢は行者小屋へ
どちらもテント泊はできますが

展望が良さそうに感じた行者小屋へ足跡



車道が終わってやっと らしい道に
登山スタートって感じですね^^;


この道をたくさんの人が歩いているはずですが
踏み跡が解りずらく、正しいルートを見失いそうな所がたくさん

剥き出た岩で平坦な所がない道が所々で歩きづらく
思ってるペースが出ない道でした

土砂崩れでルートが変わってたりするのかな?





幾つも、橋が掛かってるんだけど
何処も、元々あったであろう橋が無くなってて
臨時の橋が架かってました


八ヶ岳の名物である苔の森は

この辺の山域に広がってるんでしょうね^^
見応えばっちりでした♪



川に沿って数か所、
段差が大きい所もありましたが危険場所もなく
臨時で整備してくれてるんでしょうね。

頭が下がります^^

 

土砂崩れの爪痕に添って登ります
ギャップが激しい



苔を食む若い小鹿と
妖精が居そうな神聖な感じ^^綺麗だなぁ



おおっテント発見!
今日のゴール地点が見えてきました


11:30行者小屋到着^^
スタートから標高差は870m
テン場到着には丁度いい疲れ具合

1張1000円を払って残り僅かになってる
平坦な場所に早速設置を急ぎます


ええっ!?
設置中にまさかの雪!!

この後もほぼ振り続けて
初雪テント泊になりました

これでも天気予報ではずーと晴れでしたが
どうも外れたようです・・・

手袋してても、指がかじかんで
曲がらない指ではもやい結びが激ムズでした



時折、青空も見えましたがこの後は雲の中
テント場からの眺望は残念でしたZZZ…



お昼ご飯は
ジャスコで買ったホルモン鍋をぐつぐつ

ジップロックに入れるだけなので楽です^^
やっぱ理想の山ご飯は生が最高だし
冷えた体には鍋が染みます♥


このまま、テントの中で酒盛り&読書タイムもいいですけど
日の出登山の下見も兼ねて赤岳への道を下見へ

 

文三郎尾根は噂通り結構な急登

前半は急な階段、
後半は手を使って岩場をよじ登ります


テント場から2時間(一般コースタイム1時間50分)
ヘッドライトで良く道が見えない早朝は余裕を見た方が良さげです

お天気回復を期待してましたが残念でした
翌日に賭けましょうか^^;



テント場に戻るとテント増えてましたね
本日のお仲間 ^^

ツェルト泊がちらほら
床の水漏れとか寒むさは大丈夫なのかなぁ
やってみたいだけにちょっと気になりますw

小屋とテント場の間には
水場から小さい川が流れてるんですが
ここも土砂崩れでテン場の地面が結構えぐれてました
どんだけ降ったんだろうかやべー



なんでだったんろう・・・の鍋第2弾

鳥の上湯鍋

美味かったんだけど
ご飯も炊いたのでテン場で
もう食えませんの満腹状態(;^_^A


携帯のアンテナが立たないテント場だったんで
登山マップやガイドを読んで
本日は早めの就寝です睡眠

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実は・・・日の出の時間が解りません

なので、ヤマカンで・・・

6時20分
ファイナルアンサー!<(`^´)>って事で!

これがある意味、山勘・・・

下調べをしてこなかった事を悔やまれます汗

山小屋に行けば情報がありますが
寒くて動きたくない<(`^´)>←バカ

余裕見て2時間半前で、適当にペース調整しとけばいいんちゃう?
ってどんぶり勘定です

よって翌朝は3時半起床


テントは凍ってカリカリでしたが
-10度対応のシュラフはぬくぬく♪

昨日の分まで、ぐっすり熟睡できました^^

朝ごはんは軽くパンを食べて
4時前に出発です

今日のお天気は安定して無風


踏み跡を見ると、先客は1・2名ってところ
・・・案外少ないなぁ

余裕が持てなくて写真は撮らなかったですが
空は回復して満天の星空

朝日が見れそうで良かった^^


冷えるなぁと思って手袋をよく見たら
加水分解が進んでて穴だらけ(;'∀')縫い目が裂けて指が~コニャニャチワ


保険にオーバー手袋(手袋にする手袋)をもってきてて良かった

それでも一度冷えた指が
中々暖まらなくて不安になりました


昨日下見で登ってるから、
迷うこともなく、眺望に足を取られることも少なく足取りはスムーズ

最後の急登を登りきる頃には
オレンジのラインが
色濃くなって丁度いいタイミングでした

日の出の方向は行者小屋からは
赤岳を超えた反対側になります


まだ5時台なんだけど・・・ヤマカン外れてました

頂上到着^^v

ん~でも間に合った♪

あれ?頂上は結構な人です





昨日は全く目に入らなかった山小屋が
すぐ近くにあったりして(;'∀')

地図上は確認してたんだけど
まったく見えなかった。

もう少し距離あると思ってたわ・・・怖いなぁ

5:52 ご来光





山頂からのモルゲンロートは達成感抜群




赤岳頂上山荘に立ち寄って
山バッチをゲッツ!

中はストーブで温かくて天国
思わず根っこ生えそうになります




ここからは今日の歩くコースが良く見えます

尾根伝いに
ピークの横岳、のっぺりした硫黄岳まで行って

左回りに山を下って
左隅に白くちょこんと見えてる行者小屋まで

そしてテントたたんで登山口まで・・・
ちょっと長めなので帰りは遅くなるかも~


代表的なコースなんで今更わかってるわ!という人多いんでしょうね。

山小屋が充実してまよね
すぐ近くに赤岳展望荘が見えます
トイレに困らない山ですw


赤岳展望荘へは結構急な下り
滑るかもしれないので一応チェーンアイゼンを装着してたので

安心して下れました



頂上山荘から20分

振り返っての赤岳
この山小屋、なんだか木造の電車みたいw

山荘から星空を眺めて
銀河鉄道の夜をイメージしたくなるような


赤岳までの登りが一番の難所かと思ってたら
この辺から横岳までも梯子・鎖場ありの
難所が続きます^^


こんな所で足を滑らせたり
指の感覚がなくなってたりするのは避けたい汗

アイゼン・手袋大活躍でしたが・・・

稜線上は風が寒くて顔が固まる 三3(=◇=)

感覚がない口元に
鼻水かけ流し温泉

なるほど、すれ違う人の中には
風邪用のマスクをされてる方もちらほら
こういう簡易的な物でも対策になるんですね^^

ハイマツと凍り付いた苔
このまま冬を乗り切る生命力はすごいなぁ


赤岳まで稜線が綺麗で何度も振り返ります^^


横岳に到着

・・・ピンク色の方がしばらく標識から動かなくて
どうしてもという訳でもないので写真は諦めました



残すはのっぺりした硫黄岳キラキラ

名物の「爆裂火口」が楽しみ^^


もうすこし難所は続きますが
そういう所はもう僅か、
また険しい所もまた楽しい^^



道の表情はガラッと変わってたおやかに
顔も自然と緩くなる(*´ω`*)


8:20 硫黄岳山荘に到着


(*´ω`*)爆裂火口ってこれかなぁ?・・・←バカ

山荘の左手側に広がるのは
ジョウゴ沢火口であってるのかな?



しつこく、赤岳を振り返る

昨日は生憎でしたが
お天気が良くなって良かった^^


ケルン地帯を登り切ると
本命の「爆裂火口」が姿を現しました

迫力あります


硫黄岳で南八ヶ岳コンプリート♪(/・ω・)/



次は下った所にある
砂がひと際目立つ地点「赤岩の頭」を経由して

赤岳鉱泉まで下るのみ

いい眺望もここまででした


単調な下りだったんで、
特にめぼしい所もなく
ひたすら反省会気味にトボトボ歩くのみ

下山の記憶ってあんまり残らないです


10:14

赤岳鉱泉に到着

山荘内はおしゃれな所で、
ティータイムをしたくなる所ですが
行者小屋で丁度お昼になりそうなので、このままスルー




はひ~~~(;'∀')

行者小屋まで1キロくらい
200mの登り返し程度なんですが

軽く思ってた分、伏兵現る・・・まだかぁ・・・

正直、足に堪えました



10:50 行者小屋にやっと到着

疲れたぁ汗


ぐるっと山々を巡って
我が家に到着

登って来た山々を望みつつお昼ご飯

赤岳も勿論そうですが
ここから見ると、横岳って男前 ^▽^)カックイイ~



最後のご飯は
食材を使い切って乾麺のラ王♪

結局山荘の食堂は利用しなかったけど
また来たら利用したいです^^




テント場はもう殆ど撤収されてて
もうまばら・・
自分は最後尾辺り・・・

殆どが赤岳ピストンで
あまり周回する人は少ないのかなぁ?

と言っても
日帰りで今回の周回する人も結構いるようで
どんな体力してんだ?と驚かせられますガーン

ゆっくり大休止を楽しんで、テントを回収して
後は駐車場→まったり温泉を楽しみに下山に入りまーす♪






14:10下山完了
いいハイクでした♪

車に戻ると、何やらワイパーに紙が・・・
駐車料金を払ってくれ!との事(;'∀')有料だったのね
慌てて、八ヶ岳山荘へ支払いに すんませ~ん

 

駐車料金は一日500円なんで1000円也
コーヒーのチケットが2枚付いてきました

もちろん八ヶ岳ブレンド押しちゃいますねw

 
ついでにチキンカレーも(*´ω`*)レトルトだろうけど勝利のまいうー

楽しみにしてた温泉は

おひとり様なんで奮発して

「八ヶ岳縄文天然温泉 尖石の湯」へ

大人料金で1030円
1000円台だと誰も居ませんね(;'∀')

うすく苔の緑色が映える面白い温泉
野趣のあるいい湯でした♪

湯船の足元は苔でぬるぬる滑るのでご注意をw
  

Posted by のんさん at 13:10Comments(0)赤岳