2018年07月10日
三股からの常念、岩場の先には♥””(後半)
今回の西日本豪雨、数十年に一度の大災害になるであろうと
ニュースで延々と放送されてましたが、
まさかこんな大事になるとは、想像できませんでした。
自分の家が、水に流されたり2階まで流されたり
立ち直れないと思うような
いたたまれない画像が飛び込んできます。
死者も日に日に増加してる様を見ると
規模の大きさに驚いています
こころから謹んでお見舞い申し上げます。
念願の常念岳山頂より後半で~す
時刻は、13:40
予定通り蝶ヶ岳へと続く縦走路に向かいます
ゴール地点の蝶ヶ岳は
真ん中辺りの最高地点
まだまだ、遠い

常念から下る恐竜の背のような道は一部急な岩場の坂



登山道は
ぐっと標高を下げてまたまた樹林帯へ
2450mあたりだから、常念から400m下ります


下れば当然登りが身を襲います
相変わらずの足取りは






常念から下る恐竜の背のような道は一部急な岩場の坂
心して掛からないと(;'∀')
そう思いつつも、外国のお方が
すごい勢いでぴょんぴょん下っていかれました。はぇぇぇぇ~w
うっすら赤いルート上の線がある通り
スリリングゾーン
スリリングゾーン
楽しい範囲内で歩けるようになってました^^

のこへんは、
槍を右手に、アングルがどんどん変わるし
今回の山で、一番の見所ゾーンでした(#^.^#)
のこへんは、
槍を右手に、アングルがどんどん変わるし
今回の山で、一番の見所ゾーンでした(#^.^#)
何度も、足が止まります


登山道は
ぐっと標高を下げてまたまた樹林帯へ
2450mあたりだから、常念から400m下ります
下れば当然登りが身を襲います
相変わらずの足取りは
ちんたら、ちんたらが精一杯w
この辺は日当たりが良くて
鞍部には花がたくさん咲いてました
瑞々しいシナノキンバイ
生まれたてのサンカヨウ
ちょこんと先っぽが立ってるのが
去年の最終地点の蝶槍
ここから見ると、面白い形
雪を目にしたら仰向けの顔に見えなくもない?!
あそこまで登ればあとは緩やか
なんだけど・・・足もつかなぁ
鞭打つかのような
残雪部が現れました
まだ結構あるのね~w
一部チェーンアイゼンを使ったりして登ります
汚れるのが嫌だから、
いちいち脱ぎ履きが非常に面倒です
常念岳を振り返る。
三股から登った右側のカクンと落ちてる岩場は
結構な急登だったんだなぁ
16:50
蝶槍に着いた頃から雲が増えてきました楽しいルートでしたが、辛かったぁ
これで、強めの登りはおしまいです
風も強くなって暗くなって
だんだん心細くなってきた夕暮れ時
シャッターチャンスを伺ってるギャラリーを片目に
17:30蝶ヶ岳に到着
終わってみればスタートから12時間
予定時間を1時間オーバー
かなぁ~り遅くなりましたが
ゆっくり歩いた為か足の疲れは去年ほどでは無かったです
登山計画が甘いと注意されるかも・・・
とドキドキしてテント泊の料金を払います
一泊1000円

何も諭される事もなく
温かく迎えられて心が温まりました
出発の時にたくさんのテント泊の人が居たので
さぞかし、テント場は一杯かなぁと思ったたら
思ったより多くなかったです
前回と同じ場所にテント設置完了♪
眺望の良い角ポイントは風が強い為か
またまた、空いてました(#^.^#)
テント設置すれば
もちっ!速攻ビール800ml一本!800円也
ごくごく♪ ぷはーーーっ!!
なんてうまいんだ(≧▽≦)ノ”生き返る~
速攻一本無くなりました。
生き返ったし、とりあえずお散歩
今日は雲海が濃い
贅沢な、天空のトイレ
今年もやってきました
蝶ヶ岳山頂♪
今回の夕暮れは雲の勢いが強くて
これ以上強くは焼けませんでした残念
ただ、風が強くて寒い(・皿・)カチカチ
ペグ打ちが少なそうなテントは
風に煽られてバタバタ騒がしいし中も結構寒そうです
う~ん
ご飯は後にしてとりあえずシュラフで温まろう

風が強くて隙間風で、体がなかなか暖まらず
ようやく温まった
21:00になってゴソゴソと夜ご飯タイム
はいっ!一人だと
ぜんぜん料理する気がしません(;'∀')
コンビニの金の直火焼きハンバーグとリゾッタ。
むむむ。。。コンビニハンバーグは侮れません!!
かなりのムフフな肉厚。
ナイスコンビニ!!いい仕事してますねw
余ったパンでソースの最後の一滴まで楽しみました^^
暖まって、ご飯を食べてくっつり♪
雲が一杯だったけど
一応確認のためにと外を覗いてみると
雲は晴れて満天の星空
目が悪くて良く見えてなかったですが、ぼんやり
天の川が見えました^^


写真を撮るとおおぉっっ一杯やん~♪
やっと素人でも撮れた( ;∀;)!
この為の自作三脚
作ってよかったなぁ♥
槍ヶ岳ヒュッテだと先着何名かで借りられるらしいですね^^
さぁ~て後は寝るだけと
いう時に、ちっさい事件がありました
レインウェアの襟元に目を引っ掛けて
コンタクトレンズを落としてしまったんです
目に入っててズレたのか
落ちたのか分からなくて非常に困りました
遅い時間に山荘で鏡を見せて頂きました(;´▽`A``助かりました
結局この後もずーと探してシュラフの底にやっと発見!
鏡は必須用具なのかも・・・
翌朝4:00
相変わらず濃い雲海
日の出まではまだまだ、長い焦らされ時間の
淡い空の色の変化、たまらん瞬間です^^
遠くの富士山もくっきり

4:28が日の出でした
素晴らしい日の出とその温かさ
毎度、今までで一番かもって思えます ^人^ありがたや~


モルゲンロートに燃える穂高

カメラがこのタイミングで
またまた壊れました( ;∀;)シャッター落ちないぃぃ
帰ったらまた、修理発送です・・・
どうにもならんし、もう忘れて
今日はもう、三股へ下るのみなので
二度寝タイム突入です


日が昇って
6:40 二回目のお早うございます♪
軽くご飯を食べたら
ちょっと後ろ髪引かれますが、
そろそろかたずけの時間です

7:30
蝶さん、またねぇ~と山に手を振り下山スタート

懐かしいなぁ
去年はこの辺でグロッキーでした


蝶ヶ岳名物のオサバグサ

堀金の文字が気になる
まめうち平

ごぢらの木

下るのはあっという間ですね^^
10:20
臨時駐車場に戻ってきました
今回もまた楽しい山歩き
テント泊ってやっぱいいねぇ♪

流した汗は、
一番近くの「ほりで~ゆ~」でタプリンコ♪
いい湯だなぁ~
この時間は人が少なくて、のんびり入れました♪

さぁて帰って毎年恒例の
じいちゃんも交えて父の日バーベキューに急がねば~w
去年に引き続き、子供たちからまたまた、
ウィスキーのプレゼントがあり嬉しかったなぁ♪

2018年07月08日
三股からの常念、岩場の先には♥””(前半)
6/16・17
今年初めての




どうりで、みんながゴアを勧める訳だ
すぐに、常念岳と蝶ヶ岳の分岐地点が現れました









岩場のルート、
















今年初めての
山のテント泊に行ってきました(#^.^#)

丁度一年前に蝶ヶ岳へ登ってますけど
やっぱ、穂高・槍を目の前にする風景を今年も見たい!
ついでに、その時体力的に無理で断念していた
三股→常念岳→蝶ヶ岳→三股
にもチャレンジしたくて
ワクワクドキドキアッターク♪٩(๑˃̵ᴗ˂̵๑)۶
気持ちとは裏腹に、
出発直前になってランタンが点かない事件
から~の閉店間際のスポーツオーソリティに駆け込み
なんとか間に合ってよかった(;^_^A
電気物ってこれがあるから
登山前にやっぱチェックして正解でしたε-(´∀`*)ホッ
で、
駐車場に到着したのは深夜1時くらいだったと思います
相変わらず、遅い到着です^^;
いつも通り、ビール一本を景気づけに

しばしの眠→しっこタイムで寝られないパターン(;'∀')
飲まなければ、興奮で寝れないし・・・w
登山口の車中泊で熟睡ってまんまり出来ないですよね・・・
登山用具のチェックをして5時30分出発です
テントポールが見つからなくて出遅れました(恥
前回の三股の駐車場は通行止めの為
ここは1km手前の臨時駐車場です


1km歩いた先の、いつもの三股駐車場
トイレが建て替えられて綺麗になってました
Tシャツが欲しくなって駐車場までUターン(;^_^Aバカだ

更に1㎞先の
三股登山相談所で登山届け
今回は初めてのインターネット登山届け
コンパス~山と自然ネットワーク~で出してみました
提出が義務付けられている割に
用紙が無いってよくあったり
ポストが一杯で回収してるのか?って
思えることが良くあります
トイレは山頂までありませんので、ここが最終です

ここから、登山道っぽくなります
霧が立ち込めて、レインウェアを着るか迷う天候

新しく買ったレインウェアのテストも兼ねて着てみました
初のゴアテックのストームクルーザは
柔らかく着心地が良くて
適度な通気性、暑くないし最高です♪

ただ、高価でなかなか手が出せませんでした
前回は残雪が多かったのか、
「常念岳へは上級者のみ」と書いてありましたが
今回は書いてなかったですね^^
ここから、右手に折れて、お初のコース
険しいと思われますが、ワクワク♪

前半は、樹林帯の登りが続き
地味ぃロードです

見かけるお花も地味ぃな白が多いですw

チゴユリ イカリソウ
ユキザサ ギンリョウソウ マイズルソウ クルマバソウ
カラマツソウ ミツバオウレン ゴゼンタチバナ トウキ ズダヤクシュ
ギンリョウソウは初めて見ました^^
じめっとした所に沢山群生してるので、
バーバパパのにょろにょろみたいで、ちょっと気持ちわるいです
こういう植生を知ると、気候や標高を何となく想像できるので
また面白いです^^
正直、全然覚えられませんがw
出発から3時間
時折、太陽の光が^^
そろそろ、カッパ要らないね

3時間45分
標高は2160m
黄色い張綱が現れるこの辺りが現れる一旦の稜線部に到着
道はここから一旦なだらかになります

見られるお花も、色が付いてきました
イワカガミ

蝶ヶ岳の方かな、
霧地帯を抜けて青空が広がってきました^^
今日の平地の天気は曇りでも
山の方は”てんきとくらす”オールA判定の晴れ
ホントにあってる♪
稜線部にでてから30分
岩場の入口になる梯子が出現
ここから、眺望が開けて楽しくなります^^
常念方面
蝶ヶ岳方面

一か所細い所もありましたが
道を上手い事作ってますね~
岩に着いた〇印に従って登ります

と言いつつ
ロストしてまっていつの間にか左側に・・・
ザレッザレで全く踏ん張れません。
石がガラガラ崩れて危険を感じました
すぐに道を修正(;^_^A
岩場の後半は結構疲れが出始めました
穂高岳もチラ見の絶景です^^パノラマ合成です

空気が薄くて
のんびり行きます・・・しかできないw
おっ小屋発見
常念小屋か?の思いましたが
前常念の避難小屋でした
標高は2640mあたり
赤文字がなんとも雰囲気を醸し出して
心霊体験しそうな感じですね・・・
前常念を抜けて、本命の常念岳が見えてきた!!

ここから見る常念は結構な絶壁
どう登るんだろう?絶壁!えっ大丈夫?!
と頭をよぎりましたが
右回りのなだらかなルートでしたw
振り返れば晴天の雲海
槍が見えてきたら、もうすぐです^^
標高は2800m
蝶ヶ岳・常念← →常念小屋の分岐地点の稜線は
圧巻の景色!
白い山々の大パノラマ。
しばし立ち止まり、山々の雄大さに涙腺が緩みます。
来て良かったぁと思える瞬間です^^
右手には常念小屋と
白い花崗岩が映えた表銀座の縦走路
ここ歩いたら気持ち最高だろうなぁ
7月の3連休晴れたら、
憧れの表銀座
東鎌尾根コース(燕岳→大天井岳→槍→上高地)チャレンジの予定です^^
初の槍なだけに、既に緊張気味w
しばし堪能して
分岐地点から50m標高をあげると
12:50
常念岳(2857m)に到着♪
結構、疲労困憊
コースタイム4.5時間です
6時間半掛かってるから、かなり掛かりました
体感ではいつも通りのコースタイムペースだと思ってました(;^_^A
私まだまだ、未熟者です( ;∀;)クワッ デモガンバル
ちょっと遅い時間になりましたが
山頂ラーメンタイム♪
毎度冷凍ラーメンですが、うまいに決まってる!
〆にオカカおにぎりをぶっこむのがマイブーム
うまくて目が垂れます
涸沢の窪みや、川沿いの上高地
絶好のコーヒータイム
^^


槍ヶ岳方面
尾根上に見える赤い屋根はヒュッテ西岳でしょうか?
ワクワク反面、キッツそうだなぁ・・・
この辺までに見れた花

ミネズオウ
イワナシ コメバツガザクラ ミヤマキンバイ
ショウジョウバカマ キバナシャクナゲ ミヤマナナカマド
ミネズオウとキバナシャクナゲは初めて見ました^^
前半戦はこのへんで~