お盆は昨年の白山に引き続き
今年も山!
何でしんどい山?って昔は思ったけど、
自然を満喫するキャンプと通ずるものがあるんじゃないかな~と今は思えます
より自然を近くに
いい景色を感じたい
今回挑戦する山は
山形県と秋田県にまたがる「鳥海山」
出羽富士とも言われるように
山の形が富士山にそっくりで
日本海を望める眺めの良さにも惹かれてやってきました
1周前に白山に行って来ましたが
今年は熱くて白山では、お花が昨年と比べて少し淋しかった
時期が例年より早かったらしいですね
東北は月山でもたくさん見れたので楽しみです。
我が家が選んだ初心者にお勧めの「湯の台コース」
検索一発目に出てきたのでこちらにしましたが
鉾立の方がメインである事を後で知りました
一般タイムは
登り4:30 下り3:30 計8時間
標高差は1034m 距離5.3m
我が家予想は
登り6:00 下り4:00
休憩を入れて、おおよそ12時間
これまでで一番きつい山歩きになる予定です。
朝4:00出発で4:00前に帰ってこれたら~とは思ってましたが・・
そう、うまく行くなんて事はありませんでした
実際は5時前出発でなんと14時間
かなり無理をさせた登山になりました
それでも、いい景色で楽しい山になりましたよ~
8/14
駐車場で一泊し、まだ寒い時間帯
4:40 湯の台駐車場から出発です。
歩き易かったです。
出発後、しばらくして日の出きもちい~
出発15分
ここで財布を忘れた事に気づき
一人、駐車場まで引き返すことに(^_^;)山バッチ買えないもんね
初っ端から、えらいタイムロスしてしまった
滝の小屋 5:20着 家族と合流です。
酸っぱい臭いがしますが、
綺麗な立派なトイレでした
滝の小屋からの序盤
綺麗な川に沿って飛び石を歩くルートが楽しかった
大きな木も無く眺望がいい ^^
この辺は多少勾配がある所がありますが
まだまだ、大丈夫。
小さいですが
そういえば登山でお初の、はしご
「これイル?」って話題になりましたw
5:55 まだまだ序盤ですが
既にいい景色
6:42 やっと今日登る山がはっきりと見えて来ました
まだまだ遠い、次の小屋まだ~?
6:48 河原宿にやっと到着
嫁「100名山でいい山なのにえらい空いてね~?」とボソリ
今日はツイているのか、
お盆は控えるのか
山好きは縦走に行くのか不明ですが
メイン道じゃないにしてもやっぱ空いてましたね
ここでトイレを済まして
(トイレは男2女2 各個室でした)
5リットルと頂上山小屋で調達して足りるとは思いますが
飲んでしまった水を小屋前の川で給水です。
そのまんまでも飲めますが、家族がイヤがるので
昔買っておいた、浄水器が重宝しました
大休憩のあと再び出発
この辺りも、川渡りがあって楽しいです
7:21 雪とニッコウキスゲの黄色い帯
広がる雄大な景色がたまりません
この後現れた
雪渓が思ってたよりでかい
子供たちは足を滑らせて楽しんでました
溶けて柔らかいのかと思ったら、結構固いもんです。
渡りは2か所ほど
9:13 噂の「あざみ坂」に到着
本ルートの鳥海山屈指の急登が続いてます
結構な坂でしたが、地面がしっかりしてるので
疲れますけど、思ってたより歩き易かったです。
我が家はゆっくり過ぎるので、汗でませんw
登りはいいけど下りは大丈夫かなぁ~(^_^;)
10:05 あざみ坂クリア♪
既に辺りは雲の中
上の方はとんがっているのかと思ったら
お鉢形状でした。
右周りに淵をまわります
うっ
とうとう本格的なはしごが、出ちゃいました。
ビビりの番長と嫁大丈夫か・・・
待つ事数分・・・番長と嫁が降りて来ません・・・
ええ、しっかりビビリモード入ってます
どっちが先に行くかで何やら揉めてますw
結局、足を誘導して何とか降りられました
はしご周りでもそうですが
お鉢周りは、お花が見事でした。
雲に隠れてた
鳥海山の山小屋と新山が見えて来ました
雪が「ニコちゃんマーク」w
10:58
とりあえず、お鉢周りの反時計回りの到達地点
「七高山」に登頂。
嫌な予感はしてましたが
新山へは、一旦下らないと行けないみたいです
こ、こ、これ下りるんですか!?
と思える最後の急坂でした。
登山者みんな下に消えていく感じです
アザミ坂越えたら、急坂は終わりだと思ってたんですが甘かった。
一同行けるか悩みましたが、
ちょっと下りてみたところ
何とかイケそうです。
最後の難関がんばってこー
石落とさずに注意してね~と声掛け
事故はありませんでしたが、
本道で下山中、実際大きな落石がありました。
当ってたら死んでたよ
11:27 鳥海山 山頂小屋到着
やっとこさ、ご飯タイム☆
お昼ごはんは、リフィルどんべえとアルファ米
がっついて写真取り忘れました(^_^;
では
12:15
仕上げの登山は新山!
番長も頑張って登ってましたが
急な坂なので「怖かったらやめといてね~」と助言
登りたい気持ちがあっても
湧きあがる恐怖感がどうにもならないようで・・・見ててかわいそうです
下山の時間もそろそろ気になりましたので
嫁と待ってもらいました。
ホントは家族全員で行きたいのは山々
高所恐怖症をうまく克服できる方法ってあればなぁ・・・
足元がしっかりしてると歩き易い
ぐいぐい登れます
途中の洞窟は短いですが底は肌寒いくらい
12:35 山頂到着
鳥海山ゲッツ♪
最後に山の神様にお参り(・人・)
無事下山と、みーパパさんのみー君の回復を願いました
月山、白山と毎度とお参りしてますが
日に日に回復して行ってるみー君をみると感涙します
お二人のあの努力は、なかなか真似できませんよ^^ 良く頑張ってる♪
山の神様、彼らも呼んでやってください(=人=)
山頂の山小屋
13:15 下山開始です
再び急坂は心配しましたが思ったよりスムーズに登れました
やっぱ下りの方が恐怖を感じ易いですね
あざみ坂通過は15:00
ここで補給分入れて、水6リットル飲み切りました(^_^;)喉カラカラ
しかし先はまだまだ、下山は怪しい時間になりそうです
足裏に水ぶくれが出来たようで番長痛がってます
ゆ~さんも疲れが出て来た様でペースが落ちて来ました
それでも、まだまだ足首の踏ん張りは二人とも利いているようです。
雪渓に暖かい湿った空気が当って
雲に変化する様は、なかなか見れない風景です
途中、雪解け水が流れている川から
水をろ過して水を調達
冷たくて、すごくおいしい
もう喉カラカラ、ガブのみです
結局みんなでスタートから10リットル飲みました一人2.5リットル
浄水器持ってて良かった
やっと小屋が見えてきた
17:19 河原宿 到着です。
こんな時間、誰も居ません。
時間は遅いけど、ここで大休止
こりゃ、まさかのヘッドライト登場かも・・・
誰も居ないからか、
オコジョ君がまたまた、にょこっと登場してました。
そろそろ、二人とも足元が怪しくなってきたかな
もう一息がんばってこ~
18:03
やっぱり間に合わず
まさか、日の出と日の入りを見る事に成るとは・・・
18:31 滝の小屋到着
18:52 やっと登山口に到着
疲れ過ぎてゆーさん号泣きよくがんばった
最後は泣かせちゃう事になりましたが
鳥海山
湿原、川渡、雪渓、急坂、はしごに、岩登りと洞窟、お花と海
見てないですが、池もありーの
終始飽きさせない多彩な山歩きでした、
なかなかここまで楽しめる山は無いのでは~と思える山でした。
遠いですが、ここはまた登ってみたいですね
後日、筋肉痛が走ったのは言うまでもなく
ロボット家族でしたw
それでも一日でケロッと治った所を見ると
家族、筋肉付いたかなぁ~と思えたりしますw
週が開ける頃には「山まだか~?キャンプまだかぁ~?」と
早くも家族からのオファ~
まだまだ山とキャンプと楽しめそうです
この後はキャンプ
この時間から突撃キャンプどうなる事やら
見れたお花